第6回日本精神科救急学会学術総会
1998年9月11~12日 岩手県盛岡市
●特別講演
「岩手県における精神科救急システムの構築について」
緒方 剛(環境庁環境保健部特殊疾病対策部長・前岩手県保健福祉部医務技監兼部長)

●シンポジウム1「精神科救急システムの構築を考える」

シンポジスト
中村 健二(厚生省精神保健福祉課)
澤  温(さわ病院)
猪俣 好正(宮城県名取病院)
鈴木 満(岩手医科大学神経精神科)

指定討論
白石 弘巳(東京都精神医学総合研究所)
荒田 寛(陽和病院ソーシャルセンター)


●シンポジウム2「精神疾患の急性期治療」
シンポジスト
花輪 昭太郎(熊本県立こころの医療センター)
檀原 暢(三枚橋病院)
攝待 幸子(岩手医科大学付属病院医療福祉相談室)
山下 えみ子(北里大学東病院)

指定討論
伊藤 哲寛(北海道立緑が丘病院)
米澤 洋介(東京都立墨東病院)


●ワークショップ「精神科救急を支えるマンパワー:実践を通じて救急システムを考える」

コーディネータ
攝待 幸子(岩手医科大学付属病院医療福祉相談室)
赤沼 民雄(千葉県精神科医療センター)

開催趣旨
精神科救急は、精神科医師のみならず市民と地域社会を含めた ネットワークが大切となってきており 、特に救急システムを考えた時、コミュニティの中でのネットワークづくりが求められてきております。
今般、精神科救急学会の開催を機に、地域医療を支えるコ・メディカル、そしてコミュニティを支える警察、行政、消防、保健所そして当事者であるメンバーが一堂に集まり、精神科救急医療とは具体的にどのような医療なのか、また精神科救急医療を実践する機関、システム構築をすすめる行政等にとって、地域のどのような協力・連携が必要なのか、地域の中で精神障害を抱える本人・家族・支援者が、精神科救急医療を地域で有効に活用していくことを考え、各領域の関係者の理解を求め、有機的機能の発展を求めたいと考えております。

今回のワークショップは、医療機関、国・地方自治体、警察及び保健所、大都会や地方都市の地域の中で支える支援センター、当事者そして救急病人との関わりの深い消防署の各立場からの発言を中心として、フォーラム形式で行われました。

発言者
医師の立場から(医学的立場からみた救急)
 岩手医科大学神経精神医学教室講師 鈴木 満

行政の立場から(行政システムのあり方)
 岩手県保健福祉部障害保健福祉課 福田 博明

警察行政の立場から(警察行政と市民の安全保護)
 岩手県警察本部生活安全部生活安全企画課 中村 一雄

保健婦の立場から(地域保健と保健婦活動について)
 岩手県盛岡保健所予防課 遠藤 ツヤ

地域支援(病院併設)の立場から(精神科ソ?シャルワーカーの関わり)
 精神障害者地域支援センター PSW 船木 昭夫

地域支援の立場から(都会の地域支援センターの在り方)
 やどかりの里 生活支援センター  三石 麻友美
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